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NAOTの靴

私は普段からサボタイプの革靴を愛用しています。サボタイプの革靴というと、ビルケンシュトックやダンスコあたりが有名ではないでしょうか。そんな中私が愛用しているメーカーは、NAOT(ナオト)です。

 

ビルケンシュトックはドイツ、ダンスコはアメリカのブランドですが、NAOTはイスラエルの靴職人の集まりによるブランドです。

 

NAOTとの出会いは東京世田谷にあるギャラリー而今禾(じこんか)でした。而今禾で行われたあるイベントに参加した際に、常時販売しているというNAOTに出会いました。目的が違ったこともありその場では買わず、帰宅してからネットで検索。すると東京代官山にあるギャラリー無垢里(むくり)という場所にNAOTキャラバン(NAOTJAPAN主体の出張受注会)が来ることを知りました。これは行くしかない!と思い、早速お出かけ。そこで購入したのが初めてのNAOTでした。

 

NAOT取扱店は全国にありますが、直営店は現在奈良と東京の2店舗です。東京の店舗は都営大江戸線、浅草線の蔵前駅から数分歩いたところにあります。しかし以下の写真のような雑居ビルの3階にあるので、よく見て歩かないと見過ごしてしまいそうです。ちなみに営業は原則的に金曜日と土曜日の2日間なのでお間違いのないよう、お店のHPの営業カレンダーを確認の上お出かけすることをおすすめします!

  

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雑居ビルの前にある小さな看板が目印です。

 

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NAOTの靴の魅力は、何と言っても歩きやすさです。スニーカーよりも歩きやすいのではないかと思うほどです。初めてNAOTの靴を購入する際接客して下さった店員さんは、海外旅行にも履かれるお客様もいますよとおっしゃっていました。それくらい歩きやすくて楽だということですね。ちなみに魅力は歩きやすさだけではありません。アフターフォローが完璧です。先日、修理をお願いするため東京店にお邪魔してきました。というのも、豪雨のせいで縮んで足に合わなくなってしまったのです。3日ほどかけて革を調整するため、奈良に持ち帰ってくださるとのこと。驚きなのが、無料でやって下さるんです。(自宅に送っていただく場合は送料が掛かります。)ものすごく値段の高い靴ならまだしも、NAOTの価格帯でこのサービスは本当に有難いです。

 

そしてそして最大の魅力は育てることを楽しめることです!種類にもよりますが、インソールやアウトソールの交換が可能ですので、交換しながらなが~く付き合い、自分だけのNAOTに育てることが出来ます!以下の写真はまだまだですが私の3~5年もののNAOTです。左がアイリスで色がクレイジーホース、右はダニエラで色がチェスナットです。これから購入される方の参考になればと思い、色味の加工はしていません。

 

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お手入れは、汚れ落としクリームを付けた布で拭く→栄養クリームを付けた布で拭く→防水防汚スプレーをかけるという手順で、気の向いた時に楽しみながらしています。汚れが少なそうなときは汚れ落としクリームを付けていない布で拭いたり、最後のスプレーを省いたり、というアバウトな感じで全く問題ないですので、革靴はお手入れが面倒くさそうと躊躇されている方もぜひ挑戦していただければと思います。